【東京23区】もっとも高年収世帯に冷たい区は墨田区と杉並区だった【保育料でランキング】


ばしこ (@harukindex) です。

保育料は住民税の所得割額(東京23区の場合は特別区民税の所得割額)によって決まります。

先日、住民税の通知が届いたので、保育料の額を試算しました。

結果、保育料を決める所得階層が最高ランク(嬉しくない)となり、長男の保育料がこれまでより月2.4万円くらいアップしそうなことが分かりました。

「うちの区、保育料高くないか?」

そう思って、各区の高年収世帯に対する0歳児の保育料を比較してみました。

0歳児の保育料で比較した理由は2つあります。

1つ目の理由は、2019年10月の消費税増税後、3歳児以降の保育料が無償化されるためです。
近々、無償化される保育料を比較することにあまり意味はありません。

一方、0~2歳児の保育料は引き続き有償です。(住民税の非課税世帯は除く)

2つ目の理由は0~2歳児の保育料は多くの場合で同額か、保育料に差がある場合も大差が無いためです。

前提はこのくらいにして、結論と調査結果を紹介します。

結論

ひと口に高年収に冷たい区といっても、年収帯によって変わってきます。
※詳細な理由は後述します。

年収1000万円前後:墨田区
年収1500万円以上:杉並区

これらの区がワーストです。

なお、年収についてはあくまで目安です。
厳密には世帯の特別区民税の所得割額での判断が必要です。

東京では年収1000万程度では高収入と言えない、という話が先日Twitterで話題になっていました。

が、年収1000万円もあれば最高額の保育料が課される区もあるという程度には高年収であると言えます。


調査結果

まずは、単純な保育料(最高所得階層の場合)を比較しました。


※スマホで見る場合は横にして見てください。。

ワースト1 杉並区(92,400円)
ワースト2 港区(83,200円)
ワースト3 目黒区(81,600円)

ベスト1 千代田区、葛飾区(同率、57,500円)
ベスト3 江戸川区(58,500円)

ワースト1とベスト1で、月額34,900円もの差があります。

ちなみに、平均は72,378円です。

少なくともある一定年収以上の世帯にとって杉並区は最悪と言えます。

ただし、単純に千代田区・葛飾区が最高、とは判断できません。

なぜなら、各区によって最高所得階層に分類される税額が異なるためです。


次の表が最高所得階層が適用される区民税の所得割額のランキングです。

※スマホで見る場合は横にして見てください。。

この金額が低いほど、最高所得階層になるハードルが低いです。
ワーストの江戸川区では年収930万円程度で、最高額の保育料を支払わなければなりません。
一方、ベストの文京区では年収1600万円程度になってやっと最高額の保育料を支払うことになります。

ワースト1 江戸川区(425,000円、年収930万円程度)
ワースト2 墨田区(443,600円、年収950万円程度)
ワースト3 千代田区(482,000円、年収990万円程度)

ベスト1 文京区(1,520,000円、年収1600万円程度)
ベスト2 足立区(1,425,000円、年収1600万円程度)
ベスト3 世田谷区(1,310,000円、年収1500万円程度)

特別区民税の所得割額、といってもピンときませんので年収の目安を補記しました。
あくまで片働きだった場合の目安の年収です。

保育園に預ける世帯は共働きの場合が多いでしょうから、実際の世帯年収はこの年収よりも多くなるはずです。

年収の目安は、働き方や夫婦の収入のバランスなどによって変わりますので、あくまで参考です。


保育料の最高額と特別区民税の所得割額(年収目安)をバブルチャートにしました。

※スマホで見る場合は横にして見てください。。

最高所得階層に分類される年収帯と保育料(最高額)に差があるため、一概にどこの区が高年収世帯に冷たい、とは言えないことが分かります。

とはいえ、傾向は見えてきます。

墨田区・江東区・港区・杉並区のラインは保育料が高い割に最高所得階層に分類される年収が低く、高年収世帯に冷たい、と言えます。

江戸川区、千代田区、葛飾区も最高所得階層となるハードルは低いですが、保育料も安いです。

北区(と下位互換の豊島区・中央区)あたりは、最高所得階層になるハードルが高めで、保育料も安いので、高年収世帯にとって都合が良いですね。

保育料がワースト1だった杉並区は、適用される年収は1500万円程度とハードルも高めです。
とはいえ、北区なら63,000円で済む保育料が杉並区では92,400円もかかります。
3万円近くの差は大きいですね。

最高所得階層に分類されるハードルが最も低いのは、江戸川区(所得割額:42.5万円、年収目安:930万円程度)でした。


最後に、このぐらいの所得割額だった場合の保育料のランキングです。

※スマホで見る場合は横にして見てください。。

ワースト1:墨田区(保育料:69,200円)
ワースト2:練馬区(保育料:69,000円)
ワースト3:板橋区(保育料:66,500円)
ワースト4:江東区(保育料:62,800円)

ベスト1:足立区(保育料:27,000円)
ベスト2:中央区(保育料:41,800円)
ベスト3:文京区(保育料:43,400円)
ベスト4:千代田区(保育料:48,900円)

このような結果となりました。

ワーストは墨田区。
墨田区の最高月額の水準自体は23区平均が72,400円に対して、73,800円なので平均をやや上回る程度です。
墨田区は年収1千万円前後の中途半端な高年収世帯に冷たい、ですね。

ベストに目を向けると、足立区が都心の中央区・文京区・千代田区を抑えて、圧倒的な1位となりました。


出典

最後に出典として、各区の保育料についての説明ページのリンクです。
各区ごとに特色がありますね。
保育料専用のページがある区は分かりやすいですが、、そうでない区は分かりづらかったです。

千代田区
中央区
港区
新宿区
文京区
台東区
墨田区
江東区
品川区
目黒区
大田区
世田谷区
渋谷区
中野区
杉並区
豊島区
北区
荒川区
板橋区
練馬区
足立区
葛飾区
江戸川区

以上。

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