新NISAを見据えた今後のNISA口座の投資方針

2020/11/15

NISA 投資方針

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我が家は4人家族です。

妻、長男、長女、そして私。


妻はつみたてNISAで、長男・長女はジュニアNISAでオルカン(※)を積み立てています。

※オルカン:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

参考記事



一方、私はNISA制度がスタートした2014年から一般NISAを利用しています。

2024年以降、現在の一般NISA・ジュニアNISAは廃止となり、代わりに新NISA制度ができます。

一般NISA、新NISAともに非課税期間は5年間です。

しかし、5年間の非課税期間を終えた後に、新年度のNISA口座に移管し、さらに5年間の非課税運用が可能です。

そのため、一般NISA口座の非課税期間はロールオーバーも考慮し、最長10年と思われてきました。

ところが、昨年、金融庁によるNISA関連税制改正の説明会で、衝撃の事実が発覚しました。


それは「ロールオーバーの『おかわり』が可能」だということです。

また、一般NISAから新NISAへロールオーバーすることも可能です。

つまり、新NISA制度が続く限り、恒久的に元本ベースで600万円(新NISA開始後は610万円)の非課税投資が可能になります。

新NISA制度については金融庁職員による金融研究センターへの寄稿が詳しいです。


これらの点を踏まえて、新NISAを見据えた今後のNISA口座の投資方針を検討しました。


投資方針

2021年からNISA口座では「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)に投資する。

基本的にはこれだけです。

先に述べたようにNISA口座は制度が続く限り、ロールオーバーを繰り返すことで恒久的に非課税運用ができます。

このことから、NISA口座は個別株ではなく、言わば「ポートフォリオの核」としてずっと持っていられる銘柄にします。

とすれば、全世界株投信の出番です。

これまで私は一般NISA口座では米国個別株、ETFを中心に投資してきました。

が、現在は特に非課税口座の運用については、海外ETFよりも投資信託が向いている、と考えています。

・非課税投資枠を使い切るためには1円単位で投資できる投信が便利
・分配金の再投資の手間が不要
・非課税口座で海外ETFを保有しても外国税額控除が使えない(日本国内で非課税なので当然といえば当然ですが。)
・コスト競争が進み、海外ETFと比較しても大きく変わらない実質コストになってきた

このあたりが理由です。

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プロフィール

ばしこ

2000年 15歳で株式投資を開始
2009年 米国株投資を開始
2011年 不動産投資を開始
2016年 長男(0歳)インデックス投資@ジュニアNISAを開始
2018年 妻(3x歳)インデックス投資@つみたてNISAを開始
2019年 長女(0歳)インデックス投資@ジュニアNISAを開始

mail:basico@hexarys.net

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